晴れやかな秋空が広がっておりますが、皆さまお元気でいらっしゃいますか?
今日は、また悲しいお知らせをしなければなりません。
以前にご紹介した、うちの猫の一番ちびのジルくんが、18日の朝早くに天国へ旅立ちました。6月にはアージュという猫が旅立ってばかりで、やっとその悲しみから少し立ち直りかけていたところだったのですが、同じ病気(腎不全)で亡くなったので、我が家では悲しみもいっそう深まっています。
アージュと全く同じで、以前からお口の中に口内炎などがあり、食べると痛そうにすることがたまにあったので、病院にも通っていたのですが、その口内炎というのが、猫の場合は複雑な病気と関わり合っていることが多いらしく、うちの場合にはご飯が全く食べられなくなって、そのあと1週間くらいであっという間に体重も激減し、骨が目立って、ふっくらしたかわいい姿がげっそりしていまい、なんともかわいそうな最期なのです。
血液検査などをするとすぐにわかるのですが、BUNという数値が300を超えてしまい、平均的な数値の10倍以上になり、アージュのときも今回も全く同じでした。
先生には「この数値が300を超えているのに(普通では生きていられない程なのに)こんなにもがんばっている」とアージュのときには言われて、飼い主の希望的思いから「このまま奇跡が起きて治るのでは」と期待もしていたのですが、ジルくんのときにはその数値もさらに上がって400近くになってしまいましたし、アージュのときよりもさらに元気が無く、体もやせてしまったので、どうしてもお別れしなければならないことは2日前程にわかりました。
でも悔いを残したくなかったので、うちの横綱級のお兄ちゃん猫から輸血をしたり、点滴にもずっと通って、母と交代で寝ないでずっと看病をして、最後まであきらめずにいました。
17日の朝はその前の晩から私のおなかの上でずっと寝ていて、朝病院に行く前はとてもよい天気だったのでベランダに少し出てひなたぼっこをして、そのあと自分でちゃんと歩いてハウスに戻って(猫のすごいのは、ふらふらで倒れながらも、自分でちゃんとトイレに行ったり、座りたいところなどに移動するのです)そのあと病院に連れて行きました。
点滴は夕方まででしたが、母はなんとか元気になるようにと祈りながら、何も手につかず家でそわそわとしていたそうです。私はその日は雑誌や新聞の取材や撮影があり、夜まで戻れなかったので、心配しながら一日を過ごしておりました。
その前の日までは元気はなくとも、尻尾を振って返事をしてくれたり、たまにはニャーと声を出してくれたりしていましたが、病院から帰って来てからは、いよいよぐったりして、ほとんど動かないので、そのまま死んでしまうのではと、母はずっと泣いていたそうです。
でもちゃんと私が戻るまで待っていてくれて、私がだっこするとちゃんと嬉しそうにして、もうほとんど目も開けっ放しで焦点も定まっていなかったのですが、注射器の針の無いものでお水をあげたり、流動食のようなものを口に含ませたりしておりました。
日付が変わって最後の2時間くらいはほとんど動かないので、息をしているか確認しながら、温めるために私のおなかに乗せて、ずっと話しかけながら、母と私と他のお兄ちゃんたちに見守られながらの最期でした。
ジルくんは赤ちゃんのときに母猫とはぐれたのか、ひとりぼっちののらちゃんでした。縁があってうちにくることになり、でも本当の兄弟やお母さんがいないのでいつも遠慮がちで、思えばたくさんの強いお兄ちゃんたちに囲まれてストレスもあったのかもしれません。
こっそり一人でだっこが大好きで、私が実家に行ったときには良くだっこをして、そのときばかりはおとなしく顔を掃除させてくれたり、なでさせてくれました。
この夏はしばらく私のところで預かっていたので、元気でむしゃむしゃおいしいお刺身などを食べ、気持ち良さそうに私の隣で寝ていたジルくんとの思い出も昨日のように思い出せます。
ジルくん、いつもかわいいくて、私たちを楽しませてくれてありがとう。これからはアージュと一緒に自由に好きなところで遊んで、そして私たちのそばにいてください。

読んでくださった方へ。長文をお読みくださりありがとうございました。
もしお家にかわいい家族を飼っていらっしゃるとしたら、どうか元気なうちにたくさん可愛がって、素敵な思い出をたくさん作ってください。
そして動物たちは、本当にひどくなるまで全く表に出さずに我慢してしまうので、定期的な健康チェック(血液検査やワクチンなども含めて)をしてあげて、アージュやジルくんのような重い病気にかからないようにしてあげてください。