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2007年10月 アーカイブ

2007.10.05. Fri

NHK歌謡チャリティーコンサート


おはようございます!
ぐっと冷え込んだかと思えば、また蒸し暑かったりと、気温の安定しないこのごろですが、皆さまは体調など崩されていないでしょうか。
私の方は昨日浜松でNHK歌謡チャリティーコンサートに出演させて頂きました。
出演者は秋川雅史さん、五木ひろしさん、加藤登紀子さん、冠 二郎さん、小金沢昇司さん、ゴスペラーズのみなさん、坂本冬美さん、島津亜矢さん、徳永英明さん、長山洋子さん、原田真二さん、前川 清&クール・ファイブのみなさんといった有名な歌手の皆さま、そして司会にはどんと晴れのヒロインを努められた比嘉愛未さんも出演され、会場の皆さまもそれぞれのファンの方の名前を呼んだり、手を振ったりと大盛会でした。
コンサートでの収益金は障害を持った方がスポーツをするための車椅子や、スキー道具などに当てられるそうで、来年は北京でのパラリンピックもありますし、多くの方にお使い頂ければ嬉しいです。
この番組は11月23日(金)午後7時30分〜8時43分<総合テレビ>に放送予定ですので、
(※デジタルハイビジョンでも放送予定です(日時未定)
私の緊張した(!)からたちの花もどうぞお楽しみください。

2007.10.07. Sun

大阪狭山市SAYAKAホールでのリサイタル


今日は清々しいお天気で、連休でお出かけの皆さまにも行楽日和となりましたね。
昨日は大阪狭山市のSAYAKAホールでリサイタルをさせて頂きました。
自然な響きのキャパ1300とは思えない立派なホールでした。
もう既に聴きにいらしてくださったお客様からコメントを頂いておりますが、前半は皆さまよくご存知の日本歌曲、そして後半はメサイアからのアリアとこうもりのアデーレのアリアを歌わせて頂きました。しっとりと静かな日本歌曲やヘンデルなどにやっぱり自分の声は合っているのだなぁと再確認しながら、温かいお客様の拍手に支えられて、無事に最後まで歌え終えられました。ご来場頂きました皆さま、そしてスタッフの皆さまありがとうございました。

大阪も大好きな街ですので、出来ればゆっくりしたかった。。などと、そんなことだけが心残りですが、またこれから仙台に移動です。昔は移動して歌うということがもっと声にも体にも大きな影響を与えたものでしたが、今は移動の時間はじっくり次の公演の準備をしたり、音楽を聴いたり、ゆっくり考え事をしたり、本を読んだりと楽しみの時間となっております。
今日は新しいカメラを買ったので、少しずつ写真も載せるようにいたしますね!
明日も素敵な連休をお過ごしください!!

2007.10.09. Tue

仙台クラシックフェスティバル 第9演奏会


昨日は仙台のクラシックフェスティバル(せんくら)(3日間で101の様々な公演を行うという、すごい企画ですが)その最後の演目にあたる第9に参加させて頂きました。会場は満員のお客様で、指揮者の山下一史マエストロの熱く感動的な指揮のもと、せんくらの大成功を祝うような歓喜の歌&威風堂々でした。
アルトをお歌いになられた坂本朱さん、テノールの中鉢聡さん、バスのクルト・ヴィトマーさんの荘厳なソロ、そして今回のために集まった皆さんの合唱も素晴らしかったです。坂本さん、中鉢さんは以前からご一緒したことのある憧れの先輩ですし、ヴィトマーさんははじめてでしたが、朗々としたお声が響いて、みなさんとご一緒できてとても嬉しかったです。
お客様には直接ご覧頂けませんでしたが、山下マエストロが一フレーズずつ、そして一言一言本当に丁寧に、心を込めて音楽を作り上げていらして、一人で舞台上の全ての参加者の音を奏でるように、全身で歌っていらっしゃり、圧巻でした。
マエストロとは第9でしかご一緒したことがないのですが(実は私のはじめての第9デビューは山下マエストロなのです!)シンフォニーに限らず、歌の入ったものもとても情熱的に表現豊かにお振りになるのだろうと想像して、今度はオペラなどでもご一緒出来たら嬉しいなぁなどと思っておりました。
ご来場頂きましたお客様、仙台フィルの皆さま、そしてスタッフの皆さま、ありがとうございました!
sencla

左から仙台市長の梅原克彦さん、山下一史マエストロ、森、中鉢聡さん、坂本朱さん、クルト・ヴィトマーさん

2007.10.11. Thu

東響+大友マエストロのメサイア


昨日はサントリーホールでメサイアを歌わせて頂きました。
東京交響楽団の皆さまとは私のオーケストラ公演でのデビューからお世話になり、考えてみるともう10年以上になるのです。それ以来毎年様々な定期公演に参加させて頂き、指揮者の大友直人マエストロとは私のキャリアの中で一番多くのレパートリーとコンサートをご一緒している方です。
そんな大信頼を置くマエストロとオーケストラの皆さまのもと、昨日もまた一段と美しいメサイアでした!ヘンデルの壮麗なキラキラ感が、オケの皆さまの息と音程が見事に一致したハーモニーにますます輝きを増して、幸せ一杯の舞台でした。私はコンサートマスターのすぐ近くに座らして頂いておりましたが、音楽的に歌うところは体の重心を前にかけて、そして息を合わせてPで演奏するときは隣の人と顔を合わせて。。。美しい音もさることながら、一フレーズごとに全身で丁寧に丁寧に音楽を作っていらして感動的でした。そのファーストヴァイオリンの皆さまと同じメロディーを歌うところは、私もオケのメンバーになれた気分でとても嬉しく歌わせて頂きました。
メサイアにはバスのアリアに有名なトランペットとの掛け合いがありますが、昨日の演奏は天から降り注ぐようなトランペットの音色も美しかったですね。管楽器はPで演奏するのが難しいといわれますが、朗々とFで演奏されたあと、すぐにPでもエコーのように演奏されてとても素敵でした。
メサイアをご一緒するのは2度目ですが、聴くたびに進化して美しいのですから、オーケストラの皆さまも公演を重ねるごとにますます磨きがかかるのですね。まだ余韻で胸が一杯です。
ソリストでご一緒したメゾの山下牧子さん、テノールの辻 裕久さん、バリトンの久保和範さんもバロックの歌い方や言葉を大切にした素晴らしい歌唱で聞き惚れましたし、合唱のミナトシティコーラスの皆さんもアジリタ(コロラトゥーラのような速い音の動き)が多く、声楽家にとっても難曲のパートにも関わらず、とても良く歌われていらっしゃいました。満員のお客様にもきっとお楽しみ頂けたのではと思います。
ご来場頂きました皆さま、そして全てのスタッフの皆さま、ありがとうございました!

messiah

左から久保さん、山下さん、大友マエストロ、森、辻さん

2007.10.12. Fri

大田区アプリコでのリサイタル2


みなさまこんばんは。やっと10月らしい気候になり、旭川では初雪の知らせも届いたとか。冬がそこまでやって来ているのですね。
さて、昨日はアプリコでの2回目のリサイタルを歌わせて頂きました。
今回は全てドイツの作曲家による作品で、大好きなハイドン、シュトラウス、ヘンデルなどからプログラムを選ばせて頂きました。前日にメサイアを歌ったこともあり、とても調子も良く、楽しみながら歌うことが出来ました。
日頃から歌うときにはリラックスして、普段通りに、作られた音楽や言葉に忠実に、表現し歌おうと心がけているのですが、もちろん緊張はありますし、超絶技巧の難しい曲を歌う前などは、些細なことが気になり、不安になることもあります。でもそんなときには「芸術は神様の遊び、人々へ贈り物」と言われているのを思い出して、出来るだけ伸びやかに、聴いてくださるお客様や、曲を作った作曲家のことを思い起こすようにしています。そういった意味では今週の様々な公演を通して、自分の思う表現に近づけたのではと思っております。いつもながらに素晴らしい演奏をしてくださった山岸さんのおかげでもあります。
いつもご来場頂くお客様の温かい拍手や笑顔に、そしてコメント頂く皆さまの温かいお言葉に励まされております。本当にありがとうございます!

2007.10.20. Sat

ジルくんありがとう!


晴れやかな秋空が広がっておりますが、皆さまお元気でいらっしゃいますか?
今日は、また悲しいお知らせをしなければなりません。
以前にご紹介した、うちの猫の一番ちびのジルくんが、18日の朝早くに天国へ旅立ちました。6月にはアージュという猫が旅立ってばかりで、やっとその悲しみから少し立ち直りかけていたところだったのですが、同じ病気(腎不全)で亡くなったので、我が家では悲しみもいっそう深まっています。
アージュと全く同じで、以前からお口の中に口内炎などがあり、食べると痛そうにすることがたまにあったので、病院にも通っていたのですが、その口内炎というのが、猫の場合は複雑な病気と関わり合っていることが多いらしく、うちの場合にはご飯が全く食べられなくなって、そのあと1週間くらいであっという間に体重も激減し、骨が目立って、ふっくらしたかわいい姿がげっそりしていまい、なんともかわいそうな最期なのです。
血液検査などをするとすぐにわかるのですが、BUNという数値が300を超えてしまい、平均的な数値の10倍以上になり、アージュのときも今回も全く同じでした。
先生には「この数値が300を超えているのに(普通では生きていられない程なのに)こんなにもがんばっている」とアージュのときには言われて、飼い主の希望的思いから「このまま奇跡が起きて治るのでは」と期待もしていたのですが、ジルくんのときにはその数値もさらに上がって400近くになってしまいましたし、アージュのときよりもさらに元気が無く、体もやせてしまったので、どうしてもお別れしなければならないことは2日前程にわかりました。
でも悔いを残したくなかったので、うちの横綱級のお兄ちゃん猫から輸血をしたり、点滴にもずっと通って、母と交代で寝ないでずっと看病をして、最後まであきらめずにいました。

17日の朝はその前の晩から私のおなかの上でずっと寝ていて、朝病院に行く前はとてもよい天気だったのでベランダに少し出てひなたぼっこをして、そのあと自分でちゃんと歩いてハウスに戻って(猫のすごいのは、ふらふらで倒れながらも、自分でちゃんとトイレに行ったり、座りたいところなどに移動するのです)そのあと病院に連れて行きました。
点滴は夕方まででしたが、母はなんとか元気になるようにと祈りながら、何も手につかず家でそわそわとしていたそうです。私はその日は雑誌や新聞の取材や撮影があり、夜まで戻れなかったので、心配しながら一日を過ごしておりました。
その前の日までは元気はなくとも、尻尾を振って返事をしてくれたり、たまにはニャーと声を出してくれたりしていましたが、病院から帰って来てからは、いよいよぐったりして、ほとんど動かないので、そのまま死んでしまうのではと、母はずっと泣いていたそうです。
でもちゃんと私が戻るまで待っていてくれて、私がだっこするとちゃんと嬉しそうにして、もうほとんど目も開けっ放しで焦点も定まっていなかったのですが、注射器の針の無いものでお水をあげたり、流動食のようなものを口に含ませたりしておりました。
日付が変わって最後の2時間くらいはほとんど動かないので、息をしているか確認しながら、温めるために私のおなかに乗せて、ずっと話しかけながら、母と私と他のお兄ちゃんたちに見守られながらの最期でした。
ジルくんは赤ちゃんのときに母猫とはぐれたのか、ひとりぼっちののらちゃんでした。縁があってうちにくることになり、でも本当の兄弟やお母さんがいないのでいつも遠慮がちで、思えばたくさんの強いお兄ちゃんたちに囲まれてストレスもあったのかもしれません。
こっそり一人でだっこが大好きで、私が実家に行ったときには良くだっこをして、そのときばかりはおとなしく顔を掃除させてくれたり、なでさせてくれました。
この夏はしばらく私のところで預かっていたので、元気でむしゃむしゃおいしいお刺身などを食べ、気持ち良さそうに私の隣で寝ていたジルくんとの思い出も昨日のように思い出せます。
ジルくん、いつもかわいいくて、私たちを楽しませてくれてありがとう。これからはアージュと一緒に自由に好きなところで遊んで、そして私たちのそばにいてください。

gilarigatou

読んでくださった方へ。長文をお読みくださりありがとうございました。
もしお家にかわいい家族を飼っていらっしゃるとしたら、どうか元気なうちにたくさん可愛がって、素敵な思い出をたくさん作ってください。
そして動物たちは、本当にひどくなるまで全く表に出さずに我慢してしまうので、定期的な健康チェック(血液検査やワクチンなども含めて)をしてあげて、アージュやジルくんのような重い病気にかからないようにしてあげてください。

2007.10.31. Wed

OEK七尾公演


清々しい秋空が広がるこのごろですが、皆さまにはいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
先日からジルくんのために温かいコメントを頂きまして、本当にありがとうございます。
まだ気持ちの整理がつかなかったりと、ブログの更新も遅れてしまいましたが、今日は28日の七尾公演についてご報告いたします。
前日にリハーサルなどもあり、金沢へ向かいましたが、あいにくの台風で飛行機も揺れたり、肌寒くどんよりしたお天気でした。でもいつものことながらアンサンブル金沢の皆さんの素晴らしいハーモニーと、本名マエストロの温かいお人柄と心地よい音楽に助けられて、心も浄化するようでした。
当日はお天気もよくなって、七尾に着いてから輪島塗や、九谷焼の素敵なお店にもよれたりして、楽しみながら参りました。七尾にははじめて参りましたが、ゆったりとしたほのぼのとした空気が流れる、とてもよいところですね!
ホールもほぼ満員のお客様で、温かい拍手をたくさん頂きました。
今回は「千の風になって」をはじめてオーケストラで歌いましたが、これもとても素敵でした。
ジルくんやアージュくんのことも思いながら目頭が熱くなりましたが、やはり素敵な歌ですね。
会場に来てくださった皆さま、マエストロとOEKの皆さま、そして全てのスタッフの皆さま、ありがとうございました。

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