復帰しました!
あっという間に12月になり、街はクリスマスのイルミネーションに飾られてとても賑わいでおりますが、皆さまにはいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私の方はおかげさまで11月21日の公演で、出産後はじめての演奏会に復帰いたしました。
初心に帰るというか、チョン・ミュンフン先生のすばらしい指揮のもと、東京フィルの皆さまとマーラ−4番で気分もとても引き締まり、オペラシティの響きにも助けられて充実した公演になりました。
そのあと11月28日にはNHKの「きよしとこの夜」という番組の収録があり、氷川きよしさんやベッキーさん、グッチ裕三さんや涼風真世さん、錦織健さんと品川庄司さん、森三中の大島さんと共にクリスマスソングなどを歌わせて頂きました。
この模様は12月18日(木)総合テレビにて22:00~22:43まで放送されますので(再放送が12月25日にもあるそうです)ご興味のある方は是非ご覧下さい。
それから11月30日にはもう一度、チョン・ミュンフン先生指揮のもと、東京フィルの皆さまとマーラ−4番、そしてモーツァルトのヴェスペレも歌わせて頂きました。マエストロのモーツァルトというのはご一緒するのははじめてだったので、楽しみにしておりましたが、合唱や私たちソリストのために音の作り方(音を力や楽譜通りにただ出すのではなく、体の内側から心を込めた音を作ること)から、一曲一曲の精神分析まで、尊い教えを頂いて、ゲネプロ(当日の公演前に演奏会場で行う最後のリハーサル)も一般的には通すのみなのですが、今回はもう一度言葉や音楽をとても大切にしながら最終チェックをされ、私自身もいつもより落ち着いて音楽の内面に集中して演奏することができました。
マーラーではマエストロのご意向で、3楽章の間にオーケストラの皆さんが演奏する中を歩いて舞台中央に行くのですが、本当に天上の音楽の響きの中を歩いているようで、歌う前から胸が一杯になる、最高の特等席で聴かせて頂き、4楽章の歌に入りました。モーツァルトでは合唱団と共に後ろで歌わせて頂いたので、マエストロの指揮の表情も良く拝見でき、体、顔の表情からも全て、マエストロがどんな音楽を感じて表現しようとしているのかがとてもよくわかり、本当に音楽的な方だなぁと、見とれておりました。とても感動深い演奏会でした。ご来場頂きましたみなさま、早速にブログにコメントを頂きました方にも、心より御礼申し上げます。
そして12月2日にはクライレ先生率いるドレスデン聖十字架合唱団との第1回目の公演がありました。一般公開されないクローズド公演ということで行われました。大学の授業の一環ということで学生だけが聴きに来ていたようですが、席もずいぶん余っていて、父兄や地域の方などにも聴いて頂ければ良かったなぁなどと思っておりました。
そして昨日はオペラシティでの本公演で、再び聖なる天使の歌声が響き渡りました。9歳から19歳までの少年たちが厳しい訓練と規律のもと、親元から離れて合唱団の寄宿舎で学び、700年を超える伝統ある合唱団の名の下、本拠のドレスデン聖十字架教会の晩祷や礼拝のために宗教音楽を演奏し、また世界各国を回り演奏活動を続けております。
彼らは本当にしっかりしているというか、大人というか、まだあどけない表情の子供たちも音楽の前ではいつも真剣で、集中していて、驚かされます。同じ年の普通の子供たちなら、じっと静かに2時間も立っていることだけだって大変だろうと思われるのに、彼らはラテン語、ドイツ語、英語等、母国語以外の歌詞をも完璧に歌い、ヨーロッパからの長いフライトの疲れも見せず、一生懸命に集中して練習し、すばらしい演奏を聴かせてくれました。声変わりする前の貴重な天使の歌声ということのみならず、自分が親になってまた改めて、彼らの素晴らしさに脱帽しております。
これから秋田、仙台、北九州、伊丹へのツアーが始まります。お近くの公演がありましたら、是非足を運んで頂ければ幸いです。
またご報告をいたします!
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