今日無事にポッペアの戴冠の公演が楽日を迎えました。
私の人生初ともいえる悪役!ポッペアは官能的でかっこいい役所でした。

©新国立劇場
暴君ネローネとポッペアはかなりの悪というか、身勝手な二人ですが、最後の2重唱は比類なく美しく、このポッペアの戴冠は人間ドラマがどろどろと渦巻いた凄いオペラで、それぞれの役の言葉の中に深い人生の教えがあり、色々と勉強させられました!!
皆さまが良くご覧になるレパートリーオペラ(例えばカルメン、椿姫、トスカ、などドラマティックな描かれ方をした女性には声もドラマが要求され、私が良く歌う娘役や妖精とかなどは声や歌い方に清純さや透明感などが求められるなど)のカテゴリーでしたら絶対にドラマティックな声の方が歌うであろう役ですので、モンテヴェルディのような1600年代の、まだ声のキャラクターと役柄が決められていなかったオペラに、このポッペアがあって、モンテヴェルディ様に感謝です。
そしてもちろん選んでくださった、バッハコレギウムジャパンの鈴木雅明先生にも
心より御礼を申し上げたいです。鈴木先生の指揮、そしてバッハコレギウムジャパンの皆さまの演奏、またご一緒させて頂いたネローネ役のレイチェルさん、オッターヴィオ役のダミアンさんをはじめ歌手陣もスタッフも、私にとってはすべてが最高でした!!
そして今回の「コンサートオペラ」は新国立劇場の中劇場で行われましたが、シンプルな舞台の中に歌手が個々として存在し、何より一言一言に合わせて字幕が出るという画期的な手法にも驚かされました。より音楽と言葉、また、それを表現する声に注目でき、歌う方は声だけを裸にされたような、ごまかしがきかない真剣勝負ですが、この字幕と演出による効果は本当に素晴らしかったです。鈴木優人さん、田村吾郎さんをはじめとする芸大卒のブレインたちが、日々徹夜を重ねて作り上げた努力の結晶だそうですが、今後も様々な舞台で生かされていってほしいと願うところです。
思えばこの4月からは愛の妙薬が終わるとすぐに新しいリサイタルが次々と始まり、歌っては移動、歌っては移動という毎日が続き、間にハイドンの大曲、四季の公演などもあり、歌うだけでも気の抜けない毎日でしたが、さらにレオが何度も高熱を出して夜中に救急病院に何度も通ったりと本当にばたばた続きでした。
何日間も眠れない日が続いたりしたせいか、さすがに声にも影響が出て、帯状疱疹が出たりと「このままオペラまで乗り切れるのか。。。」と不安もありましたが、今日の公演を無事に終えられて、本当に嬉しい限りです。
ブログも全く手が付けられず、楽しみにしてくださっている皆さまにはご迷惑をおかけいたしましたが、また写真やレオの事も含めてご報告いたしますので、どうかお許しください。
この4月から5月の一連のリサイタル、コンサート、そしてポッペアの戴冠の公演にご来場くださった皆さま、そして支えてくださった全てのスタッフの皆さまに、心より御礼を申し上げます。
![Maki Mori [ Official Blog ]](http://www.makimori.com/images/spacer.gif)
Comment - コメント -(18)
ベルリン・フィル・メンバーとのニューイヤー⇒愛の妙薬⇒八ヶ岳⇒京都と拝聴し、今年前半は打ち止めの予定でしたが、ポッペアもどうしても見たくなり、日帰り出張してしまいました。
私のようなオペラ初心者にとっては、アリアというよりレチタティーボが延々と続くような感じで正直辛い部分もありましたが、麻季さんはもちろんのこと他の歌手の皆様も素晴らしい美声の持ち主ばかりで驚きました。
一番驚いたのはすべて暗譜だったことです。お忙しい日々だったのに、いつの間に暗譜されたんですか。凄いです。
悪役もはじめてだったのですね。これからはドロドロした麻季さんも期待してよろしいのでしょうか?(笑)
このぶんだとエジンバラにも出張してしまうかも・・・
by HK | 2009年5月18日 02:13
日時: 2009年5月18日 02:13
姫、昨日の新国立、楽しみました。事前にポッペアのオペラをD
VDを観てとても官能的な演出で
姫が演じるのに心配もしましたが
コンサート形式で安心して堪能させていただきました。4時間に及ぶ公演にもかかわらずカーテンコールでの充実された姫の表情に酔いしれました。
久しく更新されてなく心配してましたが やはりレオ君の病気等
大変な事があったのですね。そんな中で新しい舞台の準備。本当にお疲れ様でした。最終幕はしっかり髪型をアップにされとても素敵でした。有難うございました。
by ネモリーノ | 2009年5月18日 05:30
日時: 2009年5月18日 05:30
こんばんは~!
ビッビックリしました~、いつもと様子が違うのでなんだろうと思っていたら”初悪役“だったんですね。本当にカッコいい!
これを見たら麻季さんとこのねこちゃん達もビックリ!するはず。
まだ早いけど、レオくんが反抗期になったらその迫力·演技力はきっと役に立つと思いますよ。
なんかそのオペラに凄く興味が湧いてきました、早速調べてみることにします。
そういえば、このあいだ前々から見たかった映画“ラ·ボエーム”と”マリア·カラスの真実“を見て大満足でした。
少しだけでも歌う側の気持ちになれたのが嬉しかったです。
これかも、麻季さんに素敵な役たちが待っていると思うと凄く楽しみです。
いつも安らぎや力を与えてくれる芸術に感謝しています。
ではでは
by uezu | 2009年5月18日 19:15
日時: 2009年5月18日 19:15
久しぶりに書き込みさせて頂きます。
お忙しいようでしたので、麻季さんの体調のほうも心配でしたが・・・
レオくんも大変だったご様子。
新型も流行っていますし、十分休息を取られてくださいね。
(といっても難しいでしょうが・・・)
そして声のカテゴリーのお悩み!
私はレッジェーロ・ソプラノなのですが、「私の生まれたお城」を歌いたい!と意気込みまして、しばらくレッスンして頂いたものの、結局先生に「合わない!声が明るすぎる!!」と却下されてしまいました。
麻季さんでも、やはりカテゴリーでお悩みになることはあるのかと、失礼ながら親近感を抱いてしまいました(スミマセン;)
それでは、長々失礼致しました!
お身体を大切になさってくださいね。
by 優子 | 2009年5月18日 19:24
日時: 2009年5月18日 19:24
ポッペアもそんなに素晴らしい舞台だったのですね・・・
あ~、やっぱり無理してでも行けばよかったな~なんて(笑)
そう言えば今朝6時過ぎ、「そうそう、今日は確かリサイタル放映日よね」と思って何気なくテレビを付けましたら、いきなり麻季さんが歌っているではありませんか!!
まさかそんな早朝の放映だとは知らずに、半分見逃しました(涙)
慌ててBS録画できる友達に電話をかけて「13時から再放送があるから撮って!」とお願いして13時にテレビを付けたら・・・
あらら・・・全然違うコンサートでした(驚)
できれば再放送の日を教えて下さい!
今度こそぬかりなく録画して保存版にしたいのです~。
山岸さんの手元アップも初めて拝見しましたが、やはり指先から歌う繊細なピアニストなんですね。
手の動きも大変美しかったです。
それにしてもテレビでアップで見る麻季さんもとても美しく、朝から子供たち起こして「ほら!あなたはコンサート会場に入れないんだからしっかり見なさい!」と、チビちゃんにもしっかりと鑑賞させたのでした^^
レオ君がお熱続きだったとはまったく知らず、睡眠不足の中での大仕事、本当にお疲れ様でした。帯状疱疹まで発病していたとは驚きました。
すごく痛いんですよね・・・
男の子は本当によく病気をします。
私も連続5日間小児科通いという記録も、生後一か月で肺炎になり母子入院という経験もあり、3歳ぐらいまでは本当によく病院にお世話になりました。
でも4歳を過ぎた頃から驚くほど丈夫になってきて、小学校に入ってからはほとんど病院には行かなくなるほどになりました。
レオ君もきっとそうなると思います!
特に初めの子だとものすごく心配する気持ちもとてもよく分かります。
そんな中でも仕事に穴を空けることなく、常にプロでいる麻季さんを心から尊敬します。
しっかりと支えてくれるご家族がいることが、きっともの凄い力になっているのでしょうね。
これからもご活躍、お祈りしています。
by のりまき | 2009年5月18日 19:54
日時: 2009年5月18日 19:54
昨日の「ポッペアの戴冠」おめでとうございます。照明を落として、舞台もシンプルでしたので登場人物たちの精神性をより感じることができました。麻季姫は全幕を通して、特にドミナントが素晴らしいと思いました。時に力強く、時に不安で、時に満ち足りていて、ポッペアの心情がそこに集約され、音楽の方向性と一緒になってリアルに心に届いてきました。
また字幕も素晴らしかったです!ぼやけたり、斜めに出たり、それぞれの思惑によっていろいろ変えられていて、おもしろかったです。
そして最後の二重唱はお二人の声が見事にとけ合って、この世のものとは思えないほど美しかったです。素晴らしい舞台をありがとうございました。
お忙しいスケジュールのなか、レオくんのこともあって大変だと思いますが、どうぞ体調にお気を付けて、お過ごしください。
by まゆ | 2009年5月18日 20:38
日時: 2009年5月18日 20:38
麻季様
最後のduettoは凄くて鳥肌ものでした♪これまでのあの曲の印象を覆すような斬新なイメージで感動しました。ネローネとの歌はお二人とも声が凄烈で美しくセクシーでした♪所沢で握手して頂いた以来、よりファンです。これからもいろんな麻季さんを楽しみにしてます!
by Lucia | 2009年5月18日 20:46
日時: 2009年5月18日 20:46
金曜日の公演に伺いました。
コンサート・オペラということだったので、当然のように楽譜を見ながら歌われるのかと思っていましたが、全て暗譜されていたので驚きました。
今月のスケジュールを拝見すると、物凄くお忙しいでしょうに、素晴らしい集中力ですね!
今回の公演では、麻季さんが書かれているように、字幕の表示方法が興味深かったです。ただ残念だったのは、一部のシーン(ポッペアが眠りから覚めるところ)で、字幕が表示されなくなるアクシデントがあり、歌の内容が分からなかったことです。最後の方の場面でも、一部の字幕が垂れ幕にかかってしまって読み取れませんでした。
しかし、演出方法や、麻季さんの歌声、その他の出演者の方々の歌声はとても素晴らしいものだったので、全体としては大満足でした!いつもの可愛らしい麻季さんとは違った一面が見られたこともファンとしては嬉しい限りです。
これから5月、6月とスケジュールも沢山詰まっていて大変かと思います。麻季さんがお元気で歌ってくださることが何よりですので、ブログの更新は余裕のあるときになさって頂ければ、十分だと思います。どうかご自分の体を第一に労わってあげてくださいね。
by ひろみ | 2009年5月18日 20:52
日時: 2009年5月18日 20:52
麻季さんこんばんは(^^)
京都コンサートホール良かったです。今までのレパートリーも斬新なアレンジで、本当にお見事でした!!素晴らしいリサイタルで鳥肌が何度もたち、大満足のリサイタルになりました。私事ですが、最前列がとれ休憩時間に舞台を見ますと、調律の方がピアノを調整しに出てこられました。調律の方は何年も前からお世話になっている知人で、麻季さんのコンサートで久し振りに出会えて、素敵な運命!?を感じました(^-^)
二重の喜びで胸があつくなりました。
レオくん大変でしたね、その後如何ですか?子供さんは3歳ぐらいまでは、急に高熱を出したり、病気にかかったりと大変な時期です。麻季さんもご自分の体調を最優先にお仕事頑張ってくださいね(^^)
すっかり長くなってしまいましたが、また次にお目にかかるのを楽しみにして!レオ君、猫ちゃん、全てのものが麻季さんを包んで下さいます様に、お祈りしています。
P.S リサイタルの後、麻季さんをひとめ見たくホールの楽屋外で一人待っていました。暖かな笑顔でありがとうございましたと、車中からお辞儀をされていたのが本当にうれしかったです!!これからも応援しています。素晴らしい芸術をありがとうございました。
by mayumi | 2009年5月18日 23:12
日時: 2009年5月18日 23:12
日曜日のポッペアの戴冠、拝見しました!素晴らしかったです。
今回はBCJとの共演ということで前々から楽しみにしておりました(実はBCJも大好きで、ちょくちょく演奏会に足を運んでいます。)。
森麻季さまとBCJには多くの共通点があると思います。まず、演奏が絶対的に正確であること、技術がずば抜けていること、音楽作りが真摯で妥協がないこと、そして、聴き手に最良の音楽を届けようという心意気があること・・・等々です。素晴らしい公演になるのは分かってましたが、演奏、演出ともに予想を超える完成度でした。ブラボーブラボーです。
今回は何の予習もしなかったのですが、モンテベルディの時代の作品であるにもかかわらず、現代の前衛作品であるかのような新鮮さもありました。字幕も効果絶大でしたね。歌手のみなさんも皆さんソリスト級揃いでしたが、やはり麻季さまは別格。ポッペアという役柄をにふさわしい「キレ」と「凄み」のあるカッコいい歌唱でした(麻季さまにとっても最高の出来だったのではないですか?森麻季の新たな一面を見せていただいたような気がします。)。
最後の二重奏、レイチェルとの息もぴったりで、神がかり的な美しさでした(真面目に鳥肌が立ちました。あんな美しい二重奏はもう聴けないと思います。)。
すばらしい舞台をありがとうございました!!!
【追伸】
今朝、早起きしてクラシック倶楽部のオンエアを生で見ました。こちらも素晴らしかったです。
昨日もカメラが入っていたようです。情報があればお知らせください。
by 森麻季ファン | 2009年5月18日 23:22
日時: 2009年5月18日 23:22
僕も昨日拝見致しました。森さんのコメントにもあるように、今回の字幕対訳の表示は、本当に衝撃的でした。登場人物の頭のほぼ真上に、いま口にしている言葉(当然ながらイタリア語)の訳がプロジェクターで投影されるのです。音楽が流れるような場面なら、言い終った台詞も空中へ飛び消えたり、ふわっと消え去ったり、登場人物によってフォントを変えたり、単に見易い、というメリットを超えて、言葉=台詞に翼がはえて空に漂ったり、音楽とともに消え去ったり、音楽と言葉がこれほど密接に繋がっているオペラ公演に出会ったことがありません。邪な恋人達が歌い上げる終幕の二重唱は、天国的なことこの上なく、ヒール役であるはずの二人が、まるで困難を乗り越えて恋を成就させたけなげな恋人達に見えてくるほどでした。加えてこの作曲家らしい込み入った装飾歌唱の細部まで、繊細に、かつ崇高に歌い上げることの出来る透明・清澄な森さんの美声。何時もながら本当に精確な歌唱に感銘を受けました。ハードスケジュールであった由、どうぞ声をいたわって頂きますよう、今後の御健闘をお祈り致します。ありがとうございました。
by Audrey&Gregory | 2009年5月18日 23:55
日時: 2009年5月18日 23:55
麻季さま、
「ポッペアの戴冠」無事成功で落日、おめでとうございます。
新しい役を開拓し、ご自分のものにされるという前向き、研究熱心なお姿に期待と尊敬の念を覚えます。
ですが、ずっと過酷な日々をお過ごしだったのですねえ!
ブログを読むだけでもハラハラ致します。ステージで夢と癒しを戴いていたのが申し訳ない気持ちです。レオ坊やちゃんについても本当にいっぱいご苦労があること・・・どうぞ過労が積み重なりませぬように・・・くれぐれもお身体お大切にお過し下さいませ。
by Etsuko | 2009年5月19日 00:04
日時: 2009年5月19日 00:04
おはようございます!
ポッペアを調べてみると麻季さんの役所を僕は少し思い違いしてたようです。
もっと勉強せねば、、
ではでは、よい一日を!
by uezu | 2009年5月19日 08:04
日時: 2009年5月19日 08:04
(以下、コメントではなく、管理人様への連絡事項です。)
ポッペア終演後、無理を言ってレオくんを抱っこした麻季さんの写真を撮らせていただきました。楽しい写真になっていますので、よろしければ麻季さんにお届けしたいと思います。送り先のアドレスを教えていただければ幸いです。JPEG形式の画像1枚です。よろしくお願いいたします。
by HK | 2009年5月19日 18:24
日時: 2009年5月19日 18:24
昨日のテレビ放送、拝見
しました。今、インフル
エンザ対策のため、マスクを
買い求めに何軒も走り回ったり
して心が曇り気味であった私に
とりまして、早朝に森さんの
清澄流麗なお声での演奏を
聴かせていただき、心癒され
ました。 DVD録画しました
ので昨夜も再生して聴き
森さんの深い表現力に
感動しています。
森さんのこの一ヶ月の近況を
拝見し、頭の下がる思いが
致します。
子育てと次々の演奏会を
こなしながら初役のオペラに
出演なさる心意気が素晴らしい
です。我が家の息子も幼い頃は
頻繁に熱をだし夜間外来に
走りました。大きくなるに
つれ熱を出す回数も減って
いきましたのでレオ君も
大きくなるにつれ丈夫に
なっていくことでしょう。
森さんも帯状疱疹なさったと
あります。どうぞご自愛
下さいませ。そしてブログを
拝見する事は楽しみにして
おりますが、記される森さん
にとっては超多忙な中、
時間を割いてでしょうから
どうぞご無理なさいません
様に。また演奏会に伺います。
by 柚子 | 2009年5月19日 18:51
日時: 2009年5月19日 18:51
わしと申します。
「ポッペアの戴冠」、小生は15日金曜日の公演を鑑賞させていただきました。4時間近い長丁場でしたが、そんな長さを微塵にも感じさせない熱演、熱唱にただただ感銘、感服、感動するばかり。初めて生で味わうバロックオペラの世界にひたすら心酔するうちに、至福の時間は心地よい余韻と満足感を残して、またたく間に過ぎ去ってしまいました。何か素晴らしいものにじかに接したときの興奮、昂ぶりを反芻しながら家路に着きましたが、何だかこのままで帰るのは勿体ないような気がして、ああ、これが世に言うアフターオペラって気分だなと感得したような次第です。麻季さんはじめ歌い手の皆さん、管弦楽のバッハコレギウムジャパンの皆さん、本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました。山村奈緒子さんの急病リタイアにより、キャストの一部変更がありましたが、ドゥルジッラを歌うことになった松井亜希さんは、カーテンコールの際、目頭を押さえるような仕草をしておられました。ドゥルジッラも存在感のある役回りでしたが、代役を見事に務めた充実感と安堵感が彼女に込み上げてきたんでしょうか、小生も力一杯の拍手を送らせていただきました。
さて。麻季さんですが、そのお声は、大勢のキャストの中でも、ひとり抜きん出て玲瓏感に充ち満ち、さながら天界から天使が歌いかけているかのごとき陶酔感を与えてくれるものでした。そしてその技巧の冴えは、これぞ職人技、名人芸というべきものなんでしょうね、聴いていて胸のすくような小気味よさ、爽快感すら覚えるものでした。そんな美しいお声と技巧に支えられたお歌が深い説得力に溢れていたことは云うまでもありません。ホントにいいステージを見せていただきました。S席¥12,600、ほんの少し足は出ますが、今の世で最も意義深い定額給付金の使い方のひとつだと云えるんじゃないでしょうかね。
ところで。ここのところ更新が途切れていましたので、公私とも大変なんだろうなと推察はしていましたが、今回の更新を拝読すると、ご苦労のほどが偲ばれます。「愛の妙薬」を終えて一服する間もなくポッペアの大役に挑戦、新しいリサイタルで全国ツアー、レオ君の子育て(うちの子供たちもそれはよく熱を出してくれたものです、しかも夜中に)、ご自身の健康(なんと帯状疱疹!大変じゃありませんか)それやこれや、誠に大変のご様子です。どなた様の書き込みにも共通していますが、どうぞご無理をなさらずに、自らをいたわりつつ事に臨まれるようお祈りします。オーバーワークでダウンしてしまったら、それこそ元も子もありません。
そんなもっともらしいことを云いつつも、実は5月30日府中の森でのリサイタルを心待ちにしております。ファンというのは勝手なものだなあ、いや申し訳ありません。
ついでにこれまた全くの蛇足ですが、ポッペアの公演で最前列中央で鑑賞しておられた白っぽい和服の上品なご婦人は、麻季さんの御母堂様ではなかったでしょうか、当ブログのお写真で拝見する御母堂様とよく似ておられましたので。声をお掛けしようかと思いましたが、名もなき一素人ファンがぶしつけに声を掛けるなど畏れ多くて、とてものこと出来かねました。
by わし | 2009年5月20日 00:15
日時: 2009年5月20日 00:15
コンサート形式ということで3時間半ということで心配しましたが、文字の大きさや、滲ませたり、いろいろなところに出せる、新システムの字幕(フラッシュ)のお陰で、動きのある楽しい舞台となりましたね。
by 松井千明 | 2009年5月22日 13:55
日時: 2009年5月22日 13:55
こんにちは、歌姫様・・・
心を込めて、お見舞いのカキコです。
ほんとうに、お疲れさまです。
そして、いつも感動を、ありがとうございます。
本業の歌、母である事、家庭の人である事、仕事の契約に対して誠実である事
全てに全力でいらしたのですね。人として立派です。尊敬します
何も事情のわからない私からは、一週間でいいから何もしないで レオくんと休んでくださいと言いたいくらいです。
疲れて、眠れない事、疲労の結果等、お書きになっている事が
私には、痛みのように伝わってきました。
集中力があり、リミッターをはずしてでも頑張れる方なのですね、お身体が悲鳴をあげかけているのかもしれません・・・心までもすり減らせるようなことにならないよう
お優しい人柄がくもらないよう気持ちが少しでも休まりますように!
私の気持ちは、(性格なのかもしれませんが)歌姫様の歌が、いつか聞けるなら
待つことはむしろ楽しみです。
オペラでは"初の黒い役どころ"でお疲れになった事でしょう、お休みの日と時間には
身近な可愛い存在達、愛しい存在達と安らかな空間と時間で心癒してください。
又カキコにきますね
by シャドウ・キャット | 2009年5月23日 13:28
日時: 2009年5月23日 13:28