また悲しいお知らせです。
5月4日の朝、デルフィが旅立ってしまいました。
もう何年も腎臓が悪くて、毎週お医者さんに通っていたのですが、土曜日に急に足が腫れてしまい、3本足で歩き始めました(訂正ありがとうございます)。土日祝日はいつも通っているお医者様がお休みで、救急のところに行ったのですが原因が分からず、次の日同じく土曜日に足が腫れたけれど元気になったという猫さんを飼っているからご紹介を受け、月曜日に新しい獣医さんを訪ねました。血液検査などで、腎臓が悪いことから血流が悪く、心臓に負担がかかり、心臓が悪くなって血栓が出来てしまったことを知らされました。血栓は3日目なのでもうとれないでしょう、他のところにも出来やすい状態で、もし脳などに出来ると命に関わるともいわれ、事の重大さを知りました。今まで腎臓ばかりが悪いと思い込んでいたので(他に旅立った子も皆腎臓が悪かったので)腎臓の数値ばかりを気にしていましたが、その日計った血液検査では3月の結果よりもずっと安定した状態で腎臓はそれほど悪くなかったこともわかりました。
日曜日から急に元気が無く、ご飯も食べられなくなってしまい、だるそうに寝ているばかりでしたが、お水をあげれば少しは飲み、いつも食べている柔らかい缶詰をミキサーで飲めるようにして、スポイトでお口に入れてあげると、吐かずに少しは食べてくれました。
ほんの少しずつですが1時間に2回くらいずつお水をあげたり、ご飯を含ませたり。
明け方になるとレオがいつも咳をして起きるので、背中をさすってあげたりしながら、デルちゃんのそばでずっと過ごしました。
朝、8時頃になってだらっとしていた体を突っ張るような仕草をしだして、様子がおかしいと母を呼んですぐに、母を待ってちゃんとご挨拶をするかのように旅立っていきました。足も痛くて、体もふらふらなのに最後までちゃんと自分の足で歩いてトイレに行ったり、お水を飲んでくれたり、そしてこちらに負担をかけまいと本当にぎりぎりまで元気な様子を見せて、旅立ちのタイミングもすべて心得たように気を使い、他の猫もそうでしたが、いつも猫の最期までの気遣いには驚かされます。
ずっとご報告できなかったのですが、以前に美人(?)のミーニョンとご紹介した猫も昨年の12月8日に旅立ち、この子も最期まで変わった様子も見せずに、旅立つ前の日に急に倒れて、あっという間に旅立ってしまいました。この子は腎臓の値が急に悪くなってしまったのですが、あまりに急なことで母も私もショックでずっと心の整理ができずにいましたが、やっとミーニョンのことも受け止め、こうしてお話しできるようになったところです。
デルちゃんは猫の鏡!と我が家では呼んでいて、本当におりこうさんでけんかもしないし、いたずらも粗相もしたことがないし、おとなしくてそっとそばに寄ってくるような優しい性格でした。いつもねんねをしていたお気に入りの場所、デルちゃんのする可愛い仕草などが家のあちこちを見ると思い出されます。
まだ当分お別れは実感できませんが、トリノへの旅立ちにはデルフィが一緒に来てくれて見守ってくれるような気がしています。
ミーニョン、デルフィー、本当にありがとう!!!!!
興味を持ってくださった方は、デルフィー、ミーニョンでそれぞれブログを検索してみてください。元気だった頃の可愛い写真が出てきます。
落ち着いたらまた写真などを載せますね。
![Maki Mori [ Official Blog ]](http://www.makimori.com/images/spacer.gif)
Comment - コメント -(8)
猫も家族の一員、淋しいものですね……
先日の取手、心地よい時間をありがとうございました。余韻に浸りたくカーオーディオを切って帰りました。
ホールの空調がキツイ感じがしましたがのどは大丈夫だったでしょうか(と今頃言っても意味がありませんが)。
6月19日の熊谷は所用で行けないのですがまたコンサートに行ける日を楽しみにしています。ラ・ボエームの準備がそろそろ忙しくなるのでしょうか……ご自愛ください。プライベートな写真のアップも楽しみにしていますのでよろしく。
by hiroshi.i | 2010年5月 6日 09:52
日時: 2010年5月 6日 09:52
私は猫ではなく、ゴールデンハムスター(茶色なのでわたしはヴィトンとよんでました)を飼っていました。大学に入学して、一人暮らしが始まって、家に帰ると一人っていうのが寂しく感じられ、そのとき初めて買いました。
そして、去年の秋にそのハムスターが天国に行ってしまいました。ねずみやハムスターの平均寿命は2年なので、犬や猫と比べてとても短いですが、ハムスターを飼ってたことで私は寂しさが紛れ、またハムスターのかわいい仕草にとっても癒されました。亡くなる一週間前から急にご飯を残すようになり、水もあまり飲まないので気にはなって、病院に連れて行ったところやはり寿命とのことでした。寿命にはさからえませんね。亡くなるその日が近づくにつれて回し車をしなくなり、寝てる時間が多くなり、その姿を見て命の尊さを感じました。時々、ハムスターのことを思い出すと泣きそうになりますが、ずっと私のことをそばでみてくれていると私は信じています。
デルフィーちゃんも、ミーニョンちゃんも、天国から麻季さんやレオくんを暖かく見守ってくれていると思います・もうすぐ、トリノでラボエームの公演が始まりますね。
体には十分気をつけてください。
by ハッピー | 2010年5月 6日 17:03
日時: 2010年5月 6日 17:03
たしか、デルフィは楽譜の上で、勉強を居眠りしながら監視する頼もしい猫。
双子で枕で丸まって・・・。
たしか、ミーニョンは美人ねー。恥ずかしがりや・物陰から見る猫。ブログとの出会いから、猫を飼ってみようかなと、思わせてくれた貴方たち。
猫は苦手なのに。森麻季さまから猫。私からも、ありがとう。
安らかに
by メグロクミン | 2010年5月 7日 21:04
日時: 2010年5月 7日 21:04
愛猫を亡くされ寂しい時を過ごされていると思います。
私も猫が大好きで、独身の頃実家でも猫を飼っていました。
私事ですが妹が一人暮らしをしていた頃、「結婚するならこの人」と思っていた男性と別れた時のこと。その時飼っていたアメリカンショートヘアのナミ(ネットの里親探しで貰い受けた子で、既におばあさん猫でした)には随分救われたのです。
普段は気ままで自由奔放、抱っこしようとしても嫌がって逃げていくようなナミが、失恋の痛手で一人ベッドで号泣する妹のそばに寄り添い、涙で濡れる顔をいつまでも舐めてくたそうです。
数年後に老衰で亡くなったナミですが、麻季さんもおっしゃるとおり、猫って人間の手を取らせず、それでいてさりげない気遣いができる生き物なんですよね。
よく「犬は可愛くて好きだけど、猫は大嫌い!」と言い放つ人に出会ったりしますが、猫ほど付き合えば付き合うほど奥の深い生き物っていないのではないかと思います。デルフィーちゃんもミーニョんちゃんも麻季さんを見守ってくれていることでしょうね。
時節柄お体にお気を付けて、トリノでのご活躍お祈りしております。またコンサートに行ける時を楽しみにしております。
by ゆみ | 2010年5月 9日 09:21
日時: 2010年5月 9日 09:21
麻季さんへ
デルフィの突然の死と、まだ心の整理がきっと出来ていないのではないかと察しているのですが、それでも思い出を綴る文章に涙が出ました。
本当に小さな生き物たちはどんなに愛しくても私たちよりも先に旅立ってしまい、それを見送る辛さというのは何度経験しても慣れることのないものですね。
麻季さんやお母様に見送られていったデルフィやミーニョンはとても幸せだったと思います。
我が家にも猫たちがいるので麻季さんやお母様の悲しみがわかります。辛いです。
でも、そのような深い愛情を多くの猫たちに注げる麻季さんだからこそ、あのような心に響く歌が歌えるのだと私は思います。私は麻季さんの歌に励まされています。
どうぞお身体に気をつけられてください。トリノでの御成功、心よりお祈りしております。
by しゅり | 2010年5月 9日 17:37
日時: 2010年5月 9日 17:37
わしと申します。
デルフィとミーニョンの訃報に接し、心よりお悔やみを申し上げます。
麻季さんから、もうこれまで何度、愛する猫ちゃんたちの悲しい最期を聞かされたことでしょう。アージュ、ジル、ボニー、ムンメル、グリージョ、ミーニョンそしてデルフィ。その都度看取ってきた麻季さんご自身の度重なる心痛、悲嘆は如何ばかりでしょう。何とも言葉の掛けようもなく、ただ猫ちゃんたちの天国での安らかな安息を祈るばかりです、合掌。
麻季さんも云われるとおり、トリノでは、天国の猫ちゃんたちも安息から一時目覚めて、優しかった飼い主のステージを応援してくれることでしょう、素敵な舞台となることを確信しています。
それはさておき、明け方レオ君がいつも咳をして起きるというのは気に掛かります。単に風邪が長引いているということなら、まだマシなのですが…。
by わし | 2010年5月10日 23:48
日時: 2010年5月10日 23:48
麻季様
久々のブログが麻季さんの悲しみに満ちていたので、数日何とコメントしたらよいものか悩みました。私も最近忙しかったり、悲しい気持ちになることがあって、涙腺がゆるんでしまっているような状態です。
私は麻季さんがクリスチャンであると知ってから、少しキリスト教の教えを知りたい気持ちになっています。最近は聖書物語をかりて読んだり、マザーテレサの言行録にふれたりしています。子どもをキリスト教系の幼稚園に通わせていることもあり、教会で礼拝したり、チャプレンのお話を聞く機会もあります。
ちょっと脱線しましたが、お話したいのはマザーテレサの残した言葉のことです。その本のタイトルは忘れてしまったのですが、日記風に一日ずつ、一年分の言葉を一冊にまとめつづられています。そこには貧しく、今日にも天からのお迎えを受けそうな人々に対するマザーの心の葛藤や、キリストの教えをとおして見つめた世界観が綴られていました。
マザーは言います。「このように過酷な運命を背負うのが、どうしてこの人なのか。なぜ自分ではないのか。」「どんな人を相手にするときも、必ずその人の中には神様がいらっしゃる。その人の中の神様に接する気持ちで、貧しい人々に心からの誠意をもって尽くしなさい」「神に召されることを恐れてはいけない。神は死を持ってその痛みや苦しみから解放してくださるのだから。」
本が手元にないので抜粋ではありませんが、これらの言葉にわたしは今までの価値観を揺さぶられました。デルフィもミーニョンもいまは神の国で幸せに守られていると思います。麻季さんやお母様のかけてこられた愛情もすべて神様が引き受けてくださったのではないでしょうか。そして神様は、愛猫の苦痛を取り除くとともに、麻季さんやお母様の心痛をも取り去ろうとなされたのではないでしょうか。
麻季さんの悲しみは歌に乗って私たちの心を慰めます。無理に乗り越えようとせず、そのまままの、ありのままの心の歌を歌ってください。歌は神があなたに与えた祝福であるような気がします。トリノへでの御成功を祈ります。
by chie | 2010年5月11日 06:37
日時: 2010年5月11日 06:37
おはようございます。
デルフィちゃんへ♪
私が最初に麻季さんを知ったきっかけは、2007年雑誌「音遊人」にかわいいあなたがブリューテちゃんと共に掲載された記事でした。
それまでピアノ曲しか聴かない私だったのに、素敵な麻季さんとともに、あなたのなんともかわいらしい表情と寝姿にすっかり心奪われ、記事を読むうち、麻季さんの素晴らしい歌の世界に導かれました。
私のピアノ室の本棚には、いつも元気でかわいい姿のあなたと麻季さんママの素敵な記事が大切に置いてあります。
うちに来た方に麻季さんのことを紹介する時、その記事をお見せすると、みんなあなたを見て「まあ、なんてかわいらしい猫ちゃん!」とか「とても可愛がられているのが、表情でわかるね」「やさしい顔の猫ちゃんだね」とか言って表情が和みます。
これからもあなたのママのすばらしい歌を誰かに紹介する時、私はこれまでと同じようにあなたの記事を見せるのだと思います。
ただ、今度は「いまは天国で暮らしているの」と言わなければならないのが寂しいけれど・・・。
でも、あなたのかわいらしさは私たちの記憶の中でずっと変わらないので、どうか天国でもかわいくて優しいままのデルフィちゃんで暮らしてください。
素敵なママを紹介してくれてありがとう♪♪♪
麻季さんへ
この前、コメントに「猫ちゃんは元気ですか?」と書いてしまって、ミーニョンちゃんのことと、デルちゃんの闘病でお辛い時期だったのでは・・・とハッとしました。申し訳ありません。
私も猫好きで、昨年は9月に19年一緒だった子を看取りました。
猫とのお別れは慣れることがなく、つらいものですが、「結ばれた絆は死をもっても分かたれることがない」という言葉を信じることで、前向きになれました。
残された人間が猫たちにもらった愛に感謝して元気に生きていけば、天国の猫たちも喜ぶのだと信じています。
麻季さんの猫ちゃんたちも、天国からの応援団として、トリノにも世界のどこに行かれても一緒に行って見守っていると思います。
by マック | 2010年5月18日 07:19
日時: 2010年5月18日 07:19