イタリアはやっとよい天気に恵まれるようになって、夏を感じさせる日差しに青い空が広がっています。
20日にトリノに入りまして、21日からお稽古が始まる!と楽しみにしていたところ、昨日の朝劇場から電話があり、昨日予定されていたムゼッタの方が急に喉の調子が悪くて歌えないとのこと。代わりに歌えないだろうか?というお電話でした。
私はまだお稽古もしていなかったし、昨日のキャストの方は練習もGP(最期に本番通りに衣装をつけてオーケストラとも合わせる稽古のこと)も既に終えられていて、私だけが何も知らない状態。やれるだけやってみようと言う気持ちでOKしました。
午後にピアニストの先生と少し個人的にお稽古をさせて頂き、演出家からざっと動きなどの説明を受け、3時間の間に自分の歌う場所の動き、衣装合わせ、マエストロとの打ち合わせを終えなければなりませんでした。
今思うと奇跡的にうまくいった感じですが、演出家の方の説明もとても具体的でわかりやすく、動きも歌にしっくりくるもので、楽しみながらあっという間に本番を迎えた感じです。すべてのスタッフがキャストが変わるというアクシデントをとても慎重に、そして丁寧にカバーしてくださり、衣裳も信じられない早さで私にぴったりなものにしてくださいましたし、靴を探しにいく方、メイクの方、劇場の方の手厚いケアも驚くばかりでした。
メイク室には有名な歌手たちの写真とサインがずらりと並び、控え室や廊下にも劇場の100年を記念するポスターが張ってあり、そういうものを眺めているだけでも嬉しくなるような空間でした。
劇場の音響もとても良く、舞台から見た客席の広がり方が何とも心地よい舞台で、オケのバランスなども最善を尽くされていて、本当に歌いやすい舞台です。
昨日のお客様はとても温かく、私にも歓声を上げて拍手してくださいました。
トリノの舞台、そして歌手の方も本当に素敵です!!
またご報告します。
![Maki Mori [ Official Blog ]](http://www.makimori.com/images/spacer.gif)
Comment - コメント -(8)
麻季さん、こんばんは。
無事に本番を迎えられたことを、我がこと以上に嬉しく思います。ブログを読む限り、想定外の展開に緊迫した御様子がうかがえましたが、体当たりのチャレンジを大舞台で決行できてしまう麻季さんの逞しさに、ますます惚れ惚れしてしまいました。かっこよすぎです!!
でも、それだけの集中力や柔軟な適応力は、日ごろの鍛錬の賜物。ものすごいことをされているのに、傍からみれば自然体そのもの、というプロ中のプロの姿に心底感動します。
読んでいて、私も一緒になってどきどきしてしまいました。麻季さんの飾らない素の言葉を聞くことができて、とても嬉しいです。観に行くことはかないませんが、またの御報告をお待ちしています。最後まで喜びに満ちた滞在になりますように。
by chie | 2010年5月22日 20:43
日時: 2010年5月22日 20:43
麻季さん こんばんは! もう舞台に、立たれたとのこと、やはりアクシデント!は、起きるのですね。 大変な勇気と、日ごろの、大変な積み重ねが、ここぞと言うときに、生かされるものなのですね!! 堂々とした、舞台を拝見したいものです。そして、あの やわらかい、のびやかな、麻季さんの声に、トリノの、お客さまは、夢中になりますね。 本当に、優しい笑顔と、暖かい心の素敵な麻季さんを、日本人として、誇らしいです。 くれぐれも、体調には、注意されて、甘いものを、時々食べて お元気で乗り切ってください。
by シゲコ。 | 2010年5月22日 21:56
日時: 2010年5月22日 21:56
わお、わお、わお~!!
トリノでの舞台のご成功、本当におめでとうございます!!!
麻季さんの興奮した喜びの様子がとてもよく伝わってきました。
突然のアクシデントもものともせず、見事に演じ切った麻季さんの評価が、またうなぎ上りに上る様子が目に浮かびます。
名実ともに「世界の歌姫」になられたのですね・・・
これからますます高みに登って行かれることでしょうが、どうか日本でのリサイタルも、減らさないでくださいね(笑)
本当におめでとうございました!
by のりまき | 2010年5月22日 22:55
日時: 2010年5月22日 22:55
わしと申します。
いやー、まずはお疲れ様です。すごいな、やりますねえ。お話によると、スタッフご一同、こういう事態に際し、いわゆる危機管理対応が誠に手際よく、さすがに本場中の本場ですね。このあたりに伝統の重さ、熟練した仕事ぶりを感じます。しかし、いかにスタッフの皆さんが手慣れていても、肝心の歌い手さんご本人が急遽の登板をこなし切れなければ公演は破綻するわけで、そこを見事にクリアされた麻季さんはご立派!さすが森麻季、日本の誇り!
まあ、いずれ数日後には自分本来の出番が来るとはいえ、その予定に合わせて、全てを調整、仕上げて行くわけでしょうから、突然の繰り上げ登板でベストパフォーマンスを披露するというのは難しいはずです。でも、敢然とそれを引き受け、聴衆の喝采を博する。たいしたものです。関係者の信頼は揺るぎないものとなったはずです。フリットリさんも、麻季さんに対し、さらに二目も三目も置くようになったのではないですか。
さすがに25日の上演では本来の出演者の方が復帰されるのでしょうね。今回の「ボエーム」はダブルキャストで計7回の上演、フリットリさん&麻季さんのメインキャスト(といえば、もう一方の組に対して失礼なのかな)組の上演はそのうち26、28、30日の3回のようですが、願わくば、張り切りすぎてオーバーペースとなり、ご自身本来の上演に差し障りが出ることがないように祈ります。でも、まずは想定外の進行とはいえ、今回のトリノ公演、上々のすべり出しですね、良かったです。この勢いで、フリットリさんとの共演では、ご自身の真価を存分に発揮されることを確信していますよ。
by わし | 2010年5月23日 00:46
日時: 2010年5月23日 00:46
成功の結果を読みながらもドキドキ!!観たかった!体調に気を付けて更なるご活躍を♪♥♥♥
by hiroshi.i | 2010年5月23日 20:18
日時: 2010年5月23日 20:18
森麻季様
こんなひょんなきっかけが更なるブレイクに繋がる予感が致します。日本代表として彼の地でのご健勝を心より祈念いたします。naoks拝
by naoks | 2010年5月23日 22:19
日時: 2010年5月23日 22:19
何とドキドキのトリノ報告でしょう!プロフェッショナルの厳しさを改めて認識させていただきました。予期せぬ事態が起こるものなのですねえ。でも、さすが実力派森麻季さまです!
突発事態にも冷静沈着、トリノでの最初の舞台を感動の大拍手で終えられたことを知り、本当に誇らしく嬉しい気持ちで一杯です。
素晴らしい劇場空間と大勢のスタッフに囲まれて本場でのオペラ公演、どうかお体お大切に、滞在を満喫なさって下さいませ。
by Etsuko | 2010年5月23日 22:30
日時: 2010年5月23日 22:30
こんにちは
いつも、楽しくブログ読ましていただいてます。アクシデントが起こっても麻季さんが冷静に行動したからこそ、すばらしい舞台になったのだと思いす。陰で支えたスタッフさんもそうですが・・・。3時間で衣装合わせや位置の確認など目まぐるしいほどの忙しさですね。。
舞台初日成功おめでとうございます。
お体に気をつけて、残りの公演頑張ってください。日本から応援してます。
by ハッピー | 2010年5月24日 16:16
日時: 2010年5月24日 16:16